世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

161, 商品手配と在庫回転率

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光る月のライト。明るい場所で見ても全然伝わらない商品です。これも表現が難しかった!

 

品揃えが難しかった!

わくわく楽しんで作っていたんですけどね(笑)

短期のお店ではありるものの、
催事のように品数を制限していたらお店は作れない。
とは言ってもやはり様子見もしたい。

そのどりちらも両立するのは難しい。

最初のお店は、在庫が大きくなりすぎない商品で、
揃えてみる事にしました。

売価でいくらぐらい揃えればいいのか?
それを求めるには、在庫の回転率で計算します。

雑貨の回転率は年4回転と言われています。

日本には季節が4つあるから、その間に商品が切り替わると
先輩から教えてもらいました。
実際に計算してみると、やっぱりそのくらい。
年4回転なので、1か月で計算すると約0.34回転です。
つまり、月に100万の売上を作るには、

100÷0.34=294

少なくとも294万の在庫が必要となります。
あくまで計算通りに回転してくれればです。
294万在庫があるから、確実に100万売れる
なんて事はありません。
理論的なお話。

商材によって回転率は異なります。

色々な商材を扱ってきましたが、
やっぱり商材によって回転率が異なるように思えます。

◆ 例えば文具。
ロットが10個という商品が多いですよね。
1個売れたら1個発注という訳にはいかない。
3個まで減ったら10個発注する。
すると、店頭在庫は13個になる。
他の商品と比べると在庫日数が多くなるので、回転が鈍くなります。
経験では、文具の回転率は月0.3~0.25くらい。

◆ インポート雑貨も回転が鈍い商品です。
趣味嗜好品が多く、売れるかどうかもわかならい商品ばかり。
でも、お店の味付けには必要なので仕入れてしまう。
そんな商品ばかりなので、回転率は月0.1程度

◆流行の商品は回転率がいいですね。
キャラクター雑貨は月0.4~0.5くらい見込めます。
サンエックスの商品は、僕のお店では0.7~0.9回転するくらい。
ディズニーはインポート雑貨と同じ要素の商品もあるので、
その分回転が鈍くなっています。
ジブリも同じですね。
でも、0.35回転くらいは見込めます。

商品の手配方法によっても回転率は変わります。

例えば、1個売れたら1個発注する。
この方法で多頻度少量発注を行えば回転は上がります。

売れるかどうかわからない、
売りたいから大量に仕入れる。
という方法で、
大量発注を行えば、回転は下がるか、大幅に上がる。

0.34はあくまで理論的なお話なんですね。
でも、商品をそろえる基準にはなります。

今回の店は、月販200万以上を目安にしていました。

理論上必要な在庫は588万。
最初はそれを目安に商品を集めて、
オープンしてから様子を見つつ、商品を増減させる。
品揃えも最初は様子見。
そのつもりで、売価600万の在庫を目安に商品を発注する事にしました。

考えてみれば、

「600万のお買い物」ですよ!

実際に支払う金額はこれの下代分なので
約60%ですけど。
(実際の額は企業秘密(笑))

それでも360万!

超爆買い!(笑)

・・・高級車ってこれ以上でしょ?

高っけーなー

乗ってる人、すっげーなー

興味ないけど(笑)

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