世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

121, 予想と違う展開?

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今ではあちこちで見かける、サガラビッグポーチ。
このドナルドのように、おおっと!!という展開に戸惑いを隠せませんでした。

 

もともと、出店する時の話では、
ちょっとセンスがいい、アッパーな施設
という話をしていました。

今思えば、僕が勝手にそう思っていただけなのかも。
思っていたというか、願っていたというか。。。

自分一人で舞い上がって、
最高の店を作る!と鼻息荒くしていました。
そりゃ、独立して、やっと自分で店を持つようになったのですから、
持っているものを全部詰め込もうと思ってしまうのも無理ない話。
もう少し冷静に考えて、
商圏を念入りにリサーチしておけば、
商品構成をもっとファンシーにしていたかもしれません。

まあ、でも、
念入りにリサーチしてたら

・・・出店しなかったかも(笑)


逆L字型の店の、
上の部分にキャラクターを詰め込んで
左側にはインテリア雑貨。
店の中央には、ステーショナリー、インポート雑貨を配置したのですが、

いざオープンしてみたら、
キャラクター雑貨のゾーンにお客様がわんさか。
他のゾーンはパラパラとお客様が見ている程度。

売上も、半分以上がキャラクター雑貨で、
その他のゾーンはイマイチ伸びない。

そりゃそうだ。
地域をもっと理解していたら、
それも予想できたハズ。

お店を見に来てくれた
業者やオーナーさんには、
あの部分でご飯食べてます!」なんて、
笑って話していましたけど、
内心はしょんぼり。。。

それでもまだ、オープン景気もあって、
売上がそこそこ維持できていたので、
気持ちも維持させることができました。


本当、業界の人にはウケがよかった(笑)
「都内にあったら売れるのに」
なんて話をいただいたり。
(うん。ということは、ここじゃダメってことか!?)

でも、お客様のウケはイマイチだった(笑)


個人的に好きだったデザインステーショナリーは、
あの当時ようやく広まりつつあったカテゴリー。
もう少しキャラクターとの相性を良くしようと考え、
ポップな、それでいてオシャレな、「TINTIN(タンタン)」を入れてみたり、
ミシュランのキャラクター「ビバンダム」(白いタイヤのお化け)を出したり、
インポートテイストを強くして、
スタビロとか、ミランとか、輸入文具カラーで展開していました。

決して売れないこともなかったのですが、
埼玉の下町、地域密着型の立地では厳しい商品でした。

後に、春日部のスタッフになった子から
「よく、ここで、ここまでとんがった店を作ったな。
 きっと、オーナーの趣味だなと、思いました。」
なんて言われたことがあります。

そう、趣味に見られていた。

これじゃあ飯は食えない。

予想と違う展開。

 

もちろん、今でも最高の店だったと思っていますが、
商品と商圏がちょっと合わなかった
誰かが言ったように「都内にあったら売れる店」だったんですね。

その当時は、まだまだこのスタイルで続ける気持ちがあったし、
在庫も山のようにあったので、
手帳を売り終わってしばらくするまでは、
大きな売り場変更をすることなく進めました。

この後、びっくり仰天の出来事が起きるまでは・・・
(この話は、また後日。お楽しみに!)

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いつもぽっとありがとうございます!
「雑貨屋」のランキングを、キャラクター雑貨に変更したのですが、
何か違うな・・・ステーショナリーの店もあるし・・・と、思って元に戻したら、
ランキングも最初からになってしまいました・・・ごめんなさい。。。
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