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世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

48, 破産管財人から商品を買い取る!

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事務所が決まり、会社が始まりました。
最初の仕事は仕入先の開拓。

これは、当初の予定通りの業務内容です。
今まで会社で取引をしていた仕入先各社へ、
改めて取引のお願いに行く仕事です。

それと同時に進める事になった事があります。
このアイデアがすごい。
よく考えついたものだと関心するばかりです。
さすが、部長!

その内容とは、

「倒産した会社の商品を、破産管財人から買い取る。」

すごい発想だと思いませんか!?


こういった企業の倒産後は、
ブローカーという専門業者に二束三文で買い取ってもらったり、
価値がないと判断した商品は破棄してしまうのが通常です。

買い取ってもらったお金から、
従業員の未払い給料や、退職金、仕入先への支払いが
破産管財人から分配される仕組みになっています。
なので、少しでも高額で買い取ってもらった方が、
従業員に分配される未払い給料、退職金が1円でも多くなります。

業者に処分するより高値で、
通常に商品を仕入れるよりは破格の値段で
商品を買い取ってしまうという発想。

管財人も喜ぶし、買い取った方も喜ぶ。
しかも、従業員へ分配される額も少しは増える。
一石三鳥のアイデアです。
 

じゃあ、誰がその在庫を買い取るのかと言うと、
そではFC店を運営していたオーナーさんたち。

仕入先が倒産して商品を入荷させられない時に、
つい先日まで生きていた、売れる商品が、
通常の仕入よりも半額以下で手に入るのですから、
しばらく仕入が出来なくても、店を継続させる事ができます。

もう、部長(新会社の社長ですが)のアイデアには脱帽です。

すごい!
 

在庫が豊富にあった、オーナーさんの近くの店舗を探し、
買うかどうかを確認したら、その店に行って、
在庫、消耗品、備品、什器など、生かせるものはすべて梱包します。
それを配送業者で送ったり、
近くのお店だったらトラックをレンタルして運びました。

 
これだけではありません。
さらにすごかったのが、
「店ごと買い取ってしまう。」というアイデア

 
実は、前の会社は、
店長の中で、将来のれん分けして独立したい。
という方が数名いました。

倒産後、その方々に声をかけて、
運営可能な立地の店舗を選び、デベロッパーさんへ連絡。
倒産後、手をつけられない店舗を、
そのまま営業できるように交渉しました。

穴が開いてしまった区画で、次のテナントを探すのも大変です。
そんな矢先、その店をやっていた人間が、
店そのままを買い取って営業するというのだから、
デベロッパーさんにとっても悪い話ではなかったはず。


ただ、相手は大手企業です。

たとえ店長だったとしても、その人が独立した場合、
ゼロからスタートになるので実績がありません。
そんな個人がテナント区画を借りるということは、
かなり難しいのが現実です。
普通なら無理な話。

普通なら無理な所ですが、
それを通してしまう部長。

デベロッパーさんの中には、
理解のある方、
そこで店長をやっていた方を応援したい。という方に恵まれて、
これを機に独立を果たした元店長が3名もいました。

このアイデアを発想した部長もすごいけど、
デベロッパーさんに信頼されていた店長、
交渉して信頼を勝ち得た元店長達もすごいですよね。

 
こうして独立を果たした元店長たちや、
元FC店舗のオーナーさんたちに支えられて、
新しい会社は運営できるようになったのです。

 
本当に、すごい人たちに囲まれて仕事ができていたんだと思います。
拾ってもらった部長には足を向けて眠れません。
(と、心の中では思っています(笑))
 

この頃の僕は、まだまだおバカさん。

新会社では、新しい屋号のロゴを作ったり、
消耗品(袋や包装紙など)を作る担当だったり、
オーナーさんが買い取ったお店の商品を梱包するお手伝いをしたりして、
新会社のサポート役みたいなものでした。

次回は、仕入先開拓のお話。
この時も、役立たずだったなぁ。。。

 

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