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世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

150, 連載「姑息で卑怯な万引き犯」シリーズ(4) 捕まえた!

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万引きの話ばっかりでうんざりしていますか?

そうですよね。犯罪の話は聞いててうんざりしてきますものね。
3回も続けてしまった。

今回は、”多少”スキッキリする

「捕まえた!」話です。

 

盗まれた商品はポーチだったかな?
忘れてしまいましたが、
スタッフから商品がないと言われました。
例によって防犯カメラチェック。

今回は、

ちょうど良く僕が店にいた日で、
しかも無くなったのは数分前。

早速防犯カメラで犯行現場を写してみると、
いたいた、女の子2人組。

レジを通らず商品を持って店を出たことを確認。
顔と服装もバッチリ録画されています。

もしかしたら、まだ館内にいるのでは?
と思って、周りを探してみる事にしました。

だいたいこういう子って行動が同じなんですよね。

盗んだのが怖くなってすぐに施設を離れる子は初心者。
そういう子はカメラの挙動でわかります。
同様に、慣れている子も盗む挙動でわかます。

慣れている子の万引き犯の好むところは、
人が大勢いて、音がうるさい場所。

ハンバーガーショップで盗品をチェックするか、
ゲームセンターで遊ぶか。
フードコートがあれば、そこも怪しい。

めぼしい場所をチェックしに行きました。

フードコートは撤退してしまったので。。。
ハンバーガーショップかゲーセンをチェック!

最初にハンバーガーショップ。
普通に入っていったつもりなのですが、
なぜかお客さんたちが僕を「何かあったの?」という表情で見てきます。
そんなに目が血走ってたのかな?(笑)
名札を下げているだけなのに、違和感を覚えるんですね。
不思議。

残念ながらここにはいませんでいした。


次にゲーセンへ向かいます。
春日部のゲーセンはクレヨンしんちゃんがモチーフになった
ファミリー向けのアミューズメント。
クレーンゲームが多く、子供が楽しめるようになっています。
なので、ちょっと望み薄い場所。
万引き犯は無意識に子供を避ける。
そんな気がするからです。

半ばあきらめながら3Fへのエスカレーターを上ると、
上がった目の前に!

いた!

余裕のつもりか、
談笑しながら歩いていました。

ここで会ったが百年目!(古い)

両手を広げて、その子たちの前に行き、
「ちょっと、そこの雑貨屋の店長だけどさ」と言いました。
万が一誤認の場合もあるので、すこし優しく。

顔を見合わせて

「あ!・・・」という表情。

ほぼ間違いなさそう。

でも、まだ誤認の可能性があります。
もしかしたら商品を捨ててしまって、
無実を言い張るかも知れません。

「見てもらいたいものがあるんだけど、店に来てもらえる?」

と、言って二人を連れて行き、
カメラの映像を見せます。

犯行を認め、
これでミッションコンプリート!!

なんて甘い話はなく、
これからバトルが始まります。

二人を裏通路へ連れて行き、

「正座!」とでっかい声で怒鳴りました。

万引きを申告してきた場合は、
反省の色があるだろうと、優しい対応になるのですが、
万引きを見つけた場合は容赦しない。

「警察呼んで!」とスタッフに言うと、
正座少女がすすり泣きを始めます。

このときばかりは悪魔が宿っていますので、
さすがに詳細は書けません。
(もちろん、犯罪は犯してません(笑))

犯人を確保して、名前や連絡先を聞きながら
警察の到着を待つ事にしました。

これからが大変。

警察が来て、
現場検証、事情聴取、現場写真やらで2~3時間取られます。

未成年だから親を呼ぶのは警察の仕事になるのですが、
調書作成に出頭しなければならない。

警察:店長さん車ですか?

僕:いいえ自転車です。

警察:そうですか・・・

警察:これから犯人を署まで連れていきますので、

   店長さんパトカーの後を付いてきてください。

おいおいおい、チャリンコだよ!!!

犯罪者はパトカーで護送され、
オレは寒空の中チャリンコか!?

なんだこの理不尽な話は!?

仕方なく警察署まで自転車を走らせて行きました。

どうも納得が行かない。

調書作成は、言葉を選ぶのが大変なんでしょうね。
同じ話を何度も、何度も、細かく、丁寧に聞き直されました。

犯人の話を他の警官が聞いているのですが、
なぜかその間待っていなければならない。

気がつくと3時間経過。。。

いつの間にか23時に。。。

奥から万引き犯の親の怒号が聞こえますが、
誤りに来る気配は一行にない。

仕舞いには、

「お父さん、今日は遅いので改めましょう」と。

はあ!?

警察は未成年を夜遅くまで拘束できないそうで、
その日はおひらきに。

おいおい、被害者、ここだよ。。。
挨拶もねえのかよ。。。

この町の警察は、まあ、使えない。

対応悪いし、捜査もしない。

他の町で警察にお世話になりましたが、
えらい頼りになる。

なに?この違い??

頼りになる方の警察に、この町の警察の事を聞いてみたら、

「ああ・・・」と無言。

「ここは犯罪が少ないから。」と、

遠回しに大人の事情を伝えられました(笑)


後日、この子にして、この親ありという感じの人が来て、

盗品をお買い上げして行き、一件落着。
なんだか被害にあった方が、
散々な目に遭う出来事でした。

この親にして、この子なんだな。

という光景を店でよく見かけます。

子は親の鏡。

口癖、仕草、態度、感情、思考、
色々なものを子供は見て育ちますよね。

何かを教えてやらせるのは難しいけど、
真似をさせたらすぐに出来る。
子供はそういうものだと話に聞いた事があります。

世界中がそれに気がついたら、
犯罪はなくなるのかな。。。

それに気がついても、親次第なんだろうけど。

捕まえて、すっきり!ではなく、
”多少”すっきりしたお話でした。

あー、疲れた(笑)

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