109, 新店の内装を作る(2)
1号店オープンの時にあった商品。アラームが鳴ると、左右に動いて止めるのを邪魔します(笑)
内装業者を検討しているところに、
丁度よくかかってきた電話。
こういう偶然に運命を感じてしまう単純な男。
詐欺に引っかかりやすいヤツだ(笑)
内装費に疑問を感じていたので、
飛び込みの業者でも、お安く仕上がりそうであれば試してみたくなる。
見積もりを依頼して、出てきた金額は・・・・
1700万円!?
一流並みの金額じゃんか!!
内装費は、希望する内容によって、
見積金額に天と地の差が開きます。
例えば、
凝った内装、装飾をあちこちに施し、
ゴージャスに見える天然木を使用して、
照明器具も凝ったものをたくさん使い、
什器もすべてオーダーメイド。
こんな内装だと、30坪でも2000~3000万以上はかかります。
僕の場合は、
床、壁、天井を、高くないタイルやクロスで仕上げてもらって、
壁面の什器の代わりに、壁にスリットを走らせる程度。
バックストックの間に壁を立てるくらいの造作。
超簡単。
この程度であれば、坪25~30万もあればできます。
安い業者を使えば、坪20万くらいでも済むかも。
そんな程度の内装で見積もりをお願いしたのに1700万だったのには、
その他にデザインで天井からボーダーを吊るしたり、
入口が2箇所あったので、その看板代がかさんだりしたようです。
それでも1700万は高すぎる。
内装は、最初に金額を伝えてから見積もりを依頼しないと、
デザイナーさんが、良かれと思い、一生懸命考えてくれるので、
どんどんと金額がかさんでしまいます。
今回は、最初の金額を伝ずに見積もりを依頼したので、
このような金額になってしまったのですね。
勉強になった。。。
さて、見積もりが出てきたら、
次は、予定の金額に向けて削る作業になります。
本当は、フルで工事してもらって、
デザイナーさんと、最高の状態を作りたいのですが、
なにせ限られた予算しかありません。
欲しいものを1つ、1つ削り、
妥協できるところまで詰めてゆきます。
見積書の項目に1つ1つ細かくチェックし、
ネジ1本、棚1枚でも、見落としなく細かく見ます。
例えば、
館内運搬費とか、廃棄物処理費用の場合
こんなにトラック使うの?
こんなに日数使う?
何人でやるの?
という具合で、業者さんに突っ込みを入れます。
嫌な作業ですよね。
でも、業者さんも、多少甘く見積もりを作って、
コストオーバーにならないようにしている感じもあるので、
そこは、業者さんとの真剣勝負です。
業者さんへの突っ込み以外でも、
ここのスリットは1本減らそうか。。。とか、
照明を1つ減らしましょう。。。とか、
コンセント、こんなに必要ないですよね。。。など。
こちら側も、コストを下げるために、
本当に必要なのか?
無くても大丈夫なのでは?
と、1つ1つ、チェックし、
見積もり金額を、
絞って、絞って、絞り切るまで打ち合わせを行います。
2~3回見積もりを行き来させ、
最終的には、1200万弱に削ってGOサインを出しました。
壁面はスリットや柱を内装で作りましたが、
基本的な什器は別の金額です。
今思えば、ちょっと高かったな~と思います。
「アイミツ」も使わなかったので、
(アイミツ(合い見積もり):数社の見積もりを見比べて競わせる方法)
一流でやったらどうなったんだろう?というのがわかりません。
独立させてくれた社長に聞いてみたところ、
「まあ、内装なんて、どこもそんなに違いはない」そうです。
こっちが言った値段で、それに合わせて見積もりを作ってくる。
そういうものだそうです。
この当時は、そういうものだと思っていました。
でも、その後、たくさん店を作ってみたら・・・
格安で上げる方法は他にもありそうです。
ただ、それがどう影響するかは別。
信頼の日本製にするか、格安の外国製にするか。
という判断でしょうか。。。
この話は、また機会がある時にでも。
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いつもぽっとありがとうございます!
「雑貨屋」のランキングを、キャラクター雑貨に変更したのですが、
何か違うな・・・ステーショナリーの店もあるし・・・と、思って元に戻したら、
ランキングも最初からになってしまいました・・・ごめんなさい。。。
愛あるポチをお願いします。。。
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