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世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

106, お店の作り方1 レイアウトを決める

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商品や什器を配置するのに作った当時のもの。什器の棚の中まで計画してました(こまけー!)

 

最近お金の難しい話が多かったので心機一転。
今回は、お店を作る話です。

これが一番楽しいんですよね。
まだオープンしていない、これからのお店を、
色々な事を思い描きながらコーディネイトしていく作業。
もー最高(笑)

僕の場合は、まず白図(何もない状態の区画図面)をトレースして、
そこに什器をあてはめていく作業から始めます。
この作業はすべてエクセルでやっています。
なんと表計算ソフト!

イラストレーターや、CADに近いソフトをいじくりました。
春日部の場合は、照明計画まできちんと3Dで描画できる、
専門のソフトも使ったりしてたのですが、
最後に落ち着いたのはエクセルです。


これは、尊敬する社長がやっていた方法を真似てアレンジしたもの。

エクセルを方眼紙のように使い、1マスを30cm四方に調整します。
そこに、スキャンした白図を貼り付けて、図形描画の線でトレースします。
トレースするものは、区画の枠と、リースライン。
柱や分電盤などは、図形の四角を使って後から足します。

次に、什器を配置します。
規格サイズの什器が多いので、3マス分。90cm×45cmの四角を書きます。

什器のサイズは、もちろんカタログスペックで調べます。
90cmだったり、92cmだったり、奥行きも40cmや45cmもありますが、だいたいの勘で図形を描いています。

これが結構正確。

90cm幅の什器が10本ギリギリ入るスペースに什器を配置して、
現地で組み立ててみると、

本当にぴったり!

という事はよくあります。
もちろん、内装業者さんには提出図面を作ってもらいますので、
その時に什器を当てはめて調べてもらってはいますが。
それでも、ほぼ間違いない図面になります。

エクセルすげえ(笑)


什器を配置したら、そこに商品の名前を落とし込んで行きます。
その時には、もう陳列している姿をイメージしながら配置しています。

例えば、「ミッキー」と書けば、
最上段はぬいぐるみか傘立て、ソーラーランプ。
2段目にはぬいぐるみか、フォトフレーム、プランターカバー、インテリア雑貨を配置して、
3段目には角バーを使い、マグカップをフックでかける。
4段目はディスプレイとして、様々な商品を配置し、
5段目には食器をきれいに並べる。
6段目にはミニタオルや、ハンカチタオルを並べて、
7段目にはゲストタオルとフェイスタオル、バスタオルを並べる。
といった具合です。

すでにある店を基準にしている場合は、具体的な商品までイメージしながら、
どこに、どんな風に、何を置くかを考えています。

既存店の多店舗化ではなく、まっさらな状態でお店を作る場合は、
たくさんのカタログとにらめっこしながら、
様々な商品を頭の中で組み立てながら、
そのコーナーを思い描きます。

うちの1号店がこの方法でした。

カタログを並べると100cm以上になった事もあります。
それ以外にも、新商品が随時追加されますので、
そのたびに、組み立てたコーナーを作り替えながら、
思い描くカタチに近づけて行きます。

全体像を思い描きながら、細かい単品の商品を考えつつ、什器を配置する。
商品の流れは、テイストや関連性を意識しています。

ジブリの横には、柔らかい絵本のテイストの商品を配置して、
だんだんとハードなイメージの商品を並べるように。

わちふぃーるど
 → ジブリ
  → くまのがっこう
   → フレデリック 
    → ミッフィー
     → ムーミン
      → スヌーピー
       → ディズニー
        → ディズニー文具
         → サンエックス
          → サンリオ

というような具合です。

それぞれのキャラクターごとの相性を考えて、
取り扱う商品のカテゴリーも意識しながら、
スムーズにお客様が見て回れるように工夫しています。

ムーミンが好きな方は、スヌーピーもよく買われます。
スヌーピーとディズニーもアメリカなので相性は良い商品。
インポートキャラクターも、この近くが雰囲気が合います。
ジブリ魔女の宅急便、黒猫のジジは、わちふぃーるどのダヤンと相性がいい。
という具合です。

ステーショナリーの場合も同じように、
アルバムとの相性、
インテリア雑貨との相性
バッグとの相性
などを考えて、お店全体を楽しんでいただけるように工夫します。

同じ商品ばかりにならないように、
スパイスの利いた雑貨をワンポイントで加えたりして、
独自の雰囲気を作って行きます。
 
こんな感じでお店を作っています。


最初のお店の時は、気合い入りましたね。
持っている引き出しを全部開けてしまいました。

デザインステーショナリーを中心にして、
インテリア雑貨、アクセサリー、テーブルウェアがあり、
その流れでインポート雑貨、企業キャラクター、シネマ雑貨が続きます。

その中に、喫煙具や、バッグ、財布、パスケースなどを加えて、
少し男性向けなハードな雑貨を配置。

ステーショナリ-の関連で、
タンタン、ムーミンや、らちとらいおん、エルマーなどの、
少しインテリア性のある雑貨も取り入れました。

その横に、ジブリムーミンなど大人も楽しめるキャラクターを並べ、
イタリアのロディを中心に、キッズルームのインテリアを揃え、
キッズの流れで、キャラクター雑貨コーナーがあり、
ディズニーやスヌーピーなどを並べてみました。

すごいボリューム(笑)

これを30坪に詰め込んだので、お店はパンパン。

詰め込んだ基準は「センスの良いもの」
子供っぽすぎる、ファンシーすぎる商品は省いて、
大人も喜べる商品を意識して集めました。

おかげで、お客様からは「センスのいい店」と
言ってもらったことが何回もあります。


が、残念ながら、埼玉の下町。
地元のお客様が、ジャージ上下にサンダル履きで来るようなショッピングセンター・・・
センスの良い雑貨はニーズから外れ、1年で方向転換。
キャラクターまみれの店に変更せざるを得なくなってしまいました。

いくら良い店を作っても、お客様から利用されなければ自己満足でしかないものですね。


あの店、都内に作っていれば、話題になったのかも。。。
 
そんな苦い経験をしながら、それでも、世界一の雑貨屋を目指し続ける。
ロケーションに合わせて3ブランドも作ってしまいましたが、
目指す方向は同じ。
完成度を高めながら、より良い店を作る。
これからも頑張るぞ!
エクセルで(笑)
 

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