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世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

96, 独立するきっかけ

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卸を始め、直営店をまた開店する事になりました。
快進撃のように聞こえますよね。
でも、その前に直営店2店舗を手放してしまっています。

1つは、東京の下町のお店
前にも書きましたが、別のオーナーさんへ譲る事になりました。

もう1つは千葉の直営店
僕が初代店長として、店作りから始めた店です。
思い入れのあるお店ですが、
残念ながら、館のリニューアルで退店する事になりました。

ですので、
初代直営と、この新店で2店舗なので、
今まで通りの店舗数になります。


今回出店するショッピングセンターは、
某財閥系の会社が作っているシリーズで、規模は最大級。
かなり売上を見込む事ができる予定でした。

そんな直営店がオープンするという時、
僕の独立を後押しする出来事が起こります。


このお店の店長は、初代直営1号店で店長をしていた人。
直営をラウンドしていた時に、いつも打ち合わせをして、
あれこれと手伝いながら、
時々は飲みに行っていた仲です。

仕事は熱心で、とても売上を作るのが上手な方でした。
ところが、なぜか今回は風当たりが強く、色々と嫌な思いをしました。
特に決定的だったのは、仲の良い仕入先さんの前での事。

仕入先さんも「あれはないよね?」と言ってくれましたが、
そんな言葉を言わせた行為が理解できず、
こんなヤツとは一緒に仕事ができない。と思ってしまったのです。


僕は、人を嫌いになる事はありません。
そこまで深入りしないというのでしょうか。

仲の良かった飲み屋の店長からは、
「藤田君は壁を作るタイプだよね」と言われたことがあります。

付かず離れず、お人好しで、あまり怒らない。
(実は昔はケンカばかりしていましたが。。。)

そんな僕が、唯一ダメだと思ったのが、この一件でした。


でも、そのおかげで、独立の決心ができたのです。

独立は、前から意識するようにはなっていましたが、
そこまで本気で考えてもいませんでした。

店舗をラウンドしている時は、
「絶対に店なんかやりたくない」と言ってたくらい。
(そのお店を回っているのに、良く言ったもんだ。)

 
お店をいじくるのは好きだけど、お客様を覚えるのが苦手。
クレームの対応など、未経験のものも多かったので、
この商売には向いていないかも。と、思っていたのです。

今も、昔もそうですけど、
仕事は何でもかんでも引き受けていたのですが、
それは、できるという自信が少しでもあったからです。

まったくの未知なものには手を出さない。
想像ができるものしか理解できない。
意外と石頭な人間です。


ただ、死んだ親父には

「人に使われたままでいいのか?」と言われてました。

ちょっと変わった人生の父だったので、
そんなセリフが残ったのだと思います。
それが根っこにあったのかも。


回りのオーナーさん達が、リタイアして行く中、
この仕事の難しさ、利益の低さをまざまざと見せつけられてきました。
その中で、自分の力が無力であると感じ、悔しい思いをしてきました。


自分で言っていた事は正しかったのか?

自分のやり方で店は成り立つのか?

本当にリタイアしなくてはならかったのか?

何か防ぐ手立てはあったんじゃないのか?


ウチの社長も相当苦労しています。
僕以上に、リタイアしたオーナーさんへの気持ちが強いと思うのですが、
その社長ですら救う事ができなかったのに、
僕が何かできるはずもありません。

修行も経験も足りない。

悔しい気持ちを抱えながら、売上を作る方法を実践するように、
任せてもらっていた島根のお店で売上を作り続けてきました。

でも、それはその店だけでの話。


4000万の店を5000万にしても、
その店に合わせた説得力が足りない。
やっぱり自分でやってみるしかないのか。
そう思うようになっていました。

自分で店を経営する事に抵抗があった気持ちよりも、
リタイアしたオーナーさんへ何も出来なかった悔しさ、
自分の力の足りなさが上回っていたのかもしれません。


ただ、店を出店するというのは、並大抵な事ではありません。
独立するという事は、始めたら最後。もう引き返せない。
自分の生活、出店先、お客様、雇った従業員、社会。
様々な責任がかかってくる。
それを受け入れる心の準備ができないでいました。

社長には、お店を出せる場所があったら教えてください。
と伝えていましたが、

なかなか見つからない事がわかっていたから、
そう伝えるだけ伝えて、自分に言い訳していただけなのかもしれません。


そんな曖昧な気持ちだったのですが、
今回のこの一件で決心が付きました。

嫌いなヤツとは仕事したくないなんて、なんて子供っぽい理屈。
でも、そのおかげで背中が押されたので、感謝です。

それに、卸業も始めた事で、
店舗の巡回で運営していた会社にも他の収入源ができた。
直営店の原価率も、自社流通でかなり改善できる。
この2点は大賛成でした。

これで、会社の収入も安定するのでは?と思ったのですが、
その反面、
店舗巡回で加盟店をフォローしながら、
各社さんと条件交渉を進めてきた手前、
自社の商品を勧めるのもちょっとやりにくい気がする。
商品情報が偏ってしまうかも知れない。
という不安も少々。


店舗支援の流れがどんどんとキャラクター雑貨に移る中で、
自分で扱いたい商品は、キャラクターとは別のジャンルにもあり、
この方向は、自分のやりたい事と少し違うな。
という気持ちも生まれ始めます。

 
このように、色々な要素が絡み合って、独立に踏み切りました。

やるからには、世界一になる!


巡回店舗が全部自分に来るというのに、快く独立を認めてくれた社長。

会社のみんな。

巡回先の店舗のみんなに。

心から感謝です。
ありがとうございます。

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