世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

83, 夏にぴったりの小話をひとつ・・・

 

オーナーさんから引き継いで直営になったあのお店。

実は。。。

出るんです。。。


事の始まりは、
スタッフが、「エプロンを引っ張られる」という話から。

普通に仕事をしていると、
エプロンの裾を時々引っ張られる事あったそうです。
それも、1人とかでなく、全員が経験してたみたい。

普通なら、
なんてことない、気のせいかな?
と思ってやり過ごすのでしょうけど、
このお店には、いわゆる「見える」子がいました。

その子いわく、

店の裏にある女子トイレは、
あちらの方々の通り道になっているそうで、
手を洗っている時に、背中に視線を感じたりはしょっちゅう。

実際に、見える事もあるのだけど、
その子にとっては、「ああ、いるな」程度の、
何でもな、普通の事なのだそうです。

この話だけでも強烈。。。


エプロンの話を聞いたそのスタッフは、
前からなんとなく、
「誰かいる」という気配には気がついていたらしいのですが、
よーく見てみても、
何かいるような気がするけど、見えない。

エプロンが引っ張られる原因は、
あちら側の方なんだと思うけれど、
わからなかったそうです。


ある日、
「見える」スタッフが、
もっと見える」友人に見てもらおうと、
お店に来てもらったそうです。

すると、

いたいた!小さい子供。

この子は、スタッフと「かくれんぼ」をして遊んでいたみたいです。
だから、見えなかったんですね。

かくれんぼをしていたこの子は、
近所のマンションに住んでいたみたいで、
高熱で亡くなっていたにも関わらず、
本人は死んでいる事に気がついていなくて、
楽しいおもちゃがありそうなお店に来て遊んでいたんだそうです。

「もっと見える」方が、
その子に「お店で遊んじゃだめだよ」と言うと、
ふてくされながら帰って行き、
それ以来、エプロンの裾が引っ張られる事もなくなったとさ。

めでたし、めでたし。。。


いやいや、
怖いわ(笑)

その子の事は解決したけど、
女子トイレが通り道になっているのは、今も変わらないままのはずだし。


雑貨屋さんは、
小さい子が入りやすいから
多いみたいですね。


そう言えば、
ウチのお店の中でも、

バックヤードに誰か入った人影を見た!とか、

小さい子が「ママー!あそこにいるー!帰ろう-!!!
と、指を指して泣いて叫んだとか。
(指している場所は、カー用品のハンドルが並んでいる場所)

ざしきわらしだったら大歓迎なんですけどね。。。

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