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世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

49, 仕入先の開拓で苦戦

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Mickey Mouse [ The Mad Doctor ] 1933 邦題:「ミッキーのお化け屋敷」
春日部でオープン当時に販売していた貴重なフィギュアです。

 

倒産後の店舗在庫を、破産管財人から買い取るという、
素晴らしいアイデアを実行することと平行して、
バイヤーと、商品管理(コントローラー)をしていたお二人が、
仕入先の開拓を進めます。

まずは店舗を運営するのに、
どうしても必要な会社数十社をリストアップし、
一つ一つにアポイントを入れ、
その会社を訪問する事になりました。

 
いちから商売を始める場合に仕入先の開拓を行うには、
取引の申し込みを行ってから、商談をし、約束事を決めます。
ですが、実績が無い人間が申し込んだ場合、
なかなか信用を得る事が難しい。

本来なら、掛売(※)で取引をお願いした所ですが、
商品を卸したはいいけど、支払ってもらえるかどうか怪しいものと思われ、
初回か、実績を積むまでは現金取引(※)になってしまいます。

 
※ 掛売(かけうり)(仕入先さんから見ると売掛(うりかけ))

  • 商品を送る時に、伝票をつけ、月に1回集計をして請求書を送る方法。請求書が送られてきた場合は、約束した日付までにお支払いします。キャッシュカードの決済と同じようなものです。通常は、月末締め、翌月末払い。たとえば1月に納品した商品は、1月31日に締めて集計し、請求書を発行。すると、2月初旬に請求書が届きますので、2月の末日にお振り込みで支払う。というものです。

※ 現金取引

  • COD(キャッシュオンデリバリー)ともいいます。お金を先に振り込んでから、商品を発送してもらうという方法です。その都度支払いが発生しますので、月に何度も仕入れを行う場合は面倒。発注してから入荷までのタイムラグが長いのがデメリット。メリットは、信用がなくても先にお金を支払うので商品が買えるということです。

 

そりゃ、相手の企業も、商品を渡したはいいけど、
これから商売を始めるような相手だと、
本当に支払ってくれるのかどうかわかりませんものね。

商品の持ち逃げという話も。。。ないわけではありません。
(意外とあるらしいんですよ。)


特に今は、インターネットが普及していますので、
お客様から注文をもらってから、仕入先へ発注し、
あわよくば、仕入先からお客様へ直接送ってもらう。
なんて方法もありますが、
メーカーさんも、問屋さんも、そんなの相手にしてられないので、
ネット販売のみの場合はお断り。という事もあります。
そんな業者に見られてしまう事もあるのです。
 

今回、仕入先各社を回る事になったバイヤーとコントローラーでしたので、
あちこちの担当者さんと面識があります。
まっさらな状態で取引を申し込みに行くよりも、
申し込みやすい。はず。
ところが、そう簡単にはいきませんでした。

取引をお願いに行く会社に、焦げ付き(売掛が残っていて、支払いされずに倒産されてしまった事。その分損をしているのです。)があった場合の対応はひどいものでした。

会うだけは会う。

嫌味や文句を言うため。

さんざん文句を言った後に、取引しないで帰らせる。

半分近くの会社で、このような待遇を受けてしまったそうです。

 
倒産した会社の残党が来て、もう一度取引をさせてくれと言ってきた。
焦げ付きがあるんだから、払うもの払ったら取引してやるよ。と。

 
倒産した会社に在籍していただけで、僕らも被害者。
困っているFC店舗のために新しく会社を興して、
僕らの会社とではなく、
被害者でもあるオーナーさんたちと、
直接口座開設のお願いをしているのです。

冷静に考えれば、
被災者が、復興のために、通常通りの金額でかまわない、
何も無償で支援してくれとか、安くしてくれと言っているわけでもない、
普通に取引をして、商品を卸して欲しい。
と言っているとわかるものです。

被害者が集まって、どうにかしようとしているだけなのですが、
理解を得られなかった企業も多かったのです。

 
もちろん、中にはわかっくださる方もしました。

大変だったね。
口座なんかすぐに開くよ。

と、言ってくださった方々もいらっしゃいました。
ありがたい事です。


僕も1社、経験のために顔をださせてもらいましたが、
やっぱりけんもほろろ。
掛売なんてもっての他。
現金持ってきたら自由に買っていいですよ。
というような事を言われました。

悔しいったらありゃしない。
これを毎回言われたら、くじけるな。。。


それでも、諦めないで、オーナーさんたちのために、
足を運び続けた3人は素晴らしいですね。

取引を断られて、嫌みもさんざん言われてきたはずなのに、
「ダメだった~」と笑顔で会社に戻ってくる。
あのおかげで、気持ちが沈まずに続ける事ができたのだと思います。


こうしてマイナスからのスタートでしたが、
仕入先さんとの取引など、
少しずつ、学んでゆく事ができました。

電話をかけるのに、話す内容をメモしてきた頃に比べたら、
少しはマシになってきたかな?

少しは。。。(当社比(笑))

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