世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

40, 新プロジェクトのテスト店舗を準備

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新しく作られたプロジェクトは、書籍取次大手との合同企画です。
単独で行うものとは違って、相手があるプロジェクト。
やるとなると、どんどん進みます。

まずは、テスト店となる、直営店の候補を探します。
物件はパートナー会社が紹介してくれました。
もちろん、書店さんのご理解を得て、
雑貨を販売したいという店舗を紹介していただききます。

検討した結果、
宇都宮にあるオーナーさんと、初の直営店をスタートさせる事に。
雑貨の販売にもご理解のある方で大変お世話になりました。


これから作る新しいお店ですが、
今まで通りのお店であれば、
直営でも、FC店でも、雑貨を扱う事が前提なので、
その技術を教えて店作りに生かしてもらう事ができます。

ところが、これから展開する店舗は、
パートナーになる書店さんが、
商品の陳列~販売を行う事になります。

あくまで、書店の中にある、雑貨のコーナーですので、
販売スタッフは、書店のスタッフがそのまま担当。
書籍と少しの雑貨(主に文具)しか扱った事がない人たちばかり。
雑貨を扱うつもりで働きに来ているつもりもなく、
書籍と同じような扱いになる事が前提です。

書店に雑貨を置くだけですので、
レジは書店のもの、スタッフもその書店の誰かが付くようになります。
レジは全員で打てる。でも、陳列は担当者が行う。
書店では、担当者がつけられても1~2人程度だったので、
少人数でも簡単にオペレーションできる状態でなければなりません。
そのため、できるだけ簡素にしなければならないという課題がありました。


まず、内装は書店のものをそのままで。
什器は、通常店舗の場合、すべて特注品でしたが、
今回はシステム什器を使う事で汎用性を高めました。

棚割も、通常店のようなディスプレイはしないという前提で、
コンビニのような簡単な陳列にしなりました。

商品構成は、書店を利用する人をターゲットにして、
消耗品となる品を多めにし、
来店頻度を多くするようにしました。

これらを考えたのは主に部長。
すごいですよね。
今までやった事もない事を、
イチから組み立てて実行してしまうのですから。

すべてやった事がない事ばかりですが、
部長をはじめ、バイヤーも、
それが当たり前のように準備を進めるので、
こっちもその気になってきます。
不思議。

 
今回のような、ロードサイドの立地は初めての試み。
ショッピングセンターやファッションビルのように、
館の集客力を頼りにはできない。
どうにか、お客様にオープンを知らせる事はできないか?
という発想から、
捨て看板、アドバルーン、折込チラシを行う事になりました。

折込チラシは、得意なので問題はありません。
捨て看板、アドバルーンって、どうやるんだ???

捨て看板は印刷の延長みたいなものなので、
印刷業者に聞いてみて、僕がやる事になりました。

アドバルーンは、謎の領域です。
が、当時のバイヤー(部長だったかな?それとも僕?)が、
どこからか情報を持ってきて進める事ができました。

やればできる!

 

次回はオープンの準備のお話です。

 

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