36, 初めてのエクセルで、折込チラシの効果検証
うぉ!懐かしい画面!(笑)
全国折り込みチラシを終えて、
成功だったのか、失敗だったのかを検証する事になりました。
ここで初めて触れたのが、エクセル。
もともと数学が苦手だったので、
表計算という響きだけで敬遠していたのですが、
今回のチラシは部数も80万部。
遣った金額もデカい。
掲載商品数も多いので、
とても電卓で計算するレベルじゃありません。
仕方無くコンピューター室の先輩に、
エクセルというものを教えてもらう事にしました。
数字が苦手でも、パソコンは得意。
それだけが唯一の救いでした。
パソコンの前に座って、エクセルを起動。
網目模様の画面が出てきます。
うーん。。。
難しそうな雰囲気。。。
文字の入力はワープロみたいなもんか。
自由な場所に文字打てるのは、ワードよりも一太郎に近いのかな?
一太郎みたいに、真っ白な画面に文字を打つのではなく、
縦横のマスがあるから、きちんと揃えて文字が打てる。
こりゃ便利かも。
次に計算式。
ここにイコール(=)を入れて、
マス目を指定して、
足し算、
マス目を指定して。。。
おお!答えが出た!
なるほど!!
こんな感じで、ちょことちょこっとコツを教えてもらって。。。
お!意外と楽しい!
マス目とマス目を指定して、計算式を入れるなんて、
誰が考えたんだ?
スッゲー!!!(←単純)
ワープロと比べても、文字入力もやりやすいし、
計算はしてくれるし、
表も作れる!
なんてマルチなソフトなんだ!(←超単純(笑))
楽しいから、仕事もはかどりました。
あれこれ計算できるし、
マス目の右端をぐいーんってすると、
簡単に拡張できる。
超巨大な、細かーい表を、
店舗ごとにえっさほいさと作ってゆきます。
もともと「あれもこれも」な性格なので、
1つの計算が終わると、
「あ、こういう場合もあるな」
「こういう考えもできるな」と、
どんどん表が複雑なものになってしまい。。。
そうなんです。
ものの見事に、初心者にありがちな
「データだらけで無駄な表」に。
会議で報告するための資料ですが、
資料の分析に、専門の人が必要になるような表を作ってしまいました。
見るのもイヤな表です。
今そんな資料を作ろうとする人がいたら、「バカ!」と止めさせます。
検証用の資料として、データを分析するならいいのですが、
会議用の資料は、簡素・明確。〇か✕かであるべき。
資料もコピーが必要だったので、経費の無駄遣いものいいところです。
あの頃の自分は、おバカさんだった。。。
(今もじゃないのか?)
で、会議の結果、
売上につながったので、
次回は、店舗の部数を調整し、効果的にやる。
という結論になりました。
またやるの!?
本当に経費対効果はあったの!?
(そりゃお前が検証したハズだろうが・・・。)
折込チラシは、一瞬の売上を作るのにはとても効果的です。
でも、そのための準備を考えると、なんとも言えません。。。
お客様にも「安いものがある」「安くなる」という意識を植えかねない。
プロパー商品(普段売っている定番の商品)の動きにも影響が出てきます。
個人的な意見としては、
地道にお店育てる方が、
長い目で見れば、
お店のため、
お客様のためになる。と、思います。
もしくは、「安売り」を”売り”にして、
効果的にチラシを使うとか。
ユニクロのように。
チラシの後だったかどうか忘れましたが、
「こわだり計画」というのを提案した事があります。
もっと商品1つ1つにこだわって、お客様に提案しようというもの。
特価品ばかりに頼っていたら、店舗の力が衰退すると思ったのですが、
チラシの流れに逆行するためか却下されました。
今は、その考えは正しいのでは?と、
特価品の扱いをほとんどしていません。
特価品は、安易に売上が作れるんですけどね。
シーズン商品の手帳やカレンダーは、
年明けに値下げすると良く動きます。
待ってた?と思ってしまうくらい。
それを目当てにする方が増えると、
普通の商品が動かなくなってしまうような気がして。
さあ、それが正しいのか、どうか検証しようかな。
エクセルで(笑)
----------------------------------------------------------------------------------------------
ランキングにも参加してみました。よかったら押してやってください。
小売・飲食業 ブログランキングへ
----------------------------------------------------------------------------------------------