マニュアル実務編 【POP】
GRIDWORKSマニュアル 実務編「みんなにやって欲しいこと」より
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E, 販売促進
1,POP
POP = Point Of Purchase advertising (購買時点のポイント広告)略して「ポップ」と呼びます。POPは第2の販売員と呼ばれ、販売員が伝えたいセールスポイントを、端的に、明確に、的確に伝えるためのツールとして活用します。
つまり、POPは、あなたが感じた、商品を見たときの感動、使い方、こんな事ができる!というアイデアを、お客様に伝える事ができる方法の1つです。
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POPは販売に直結する、とても重要なお店の販売促進アイテムです。
文字のうまさ、イラストの的確さ、レイアウトの巧みさなど、個人差がありますが、僕の店舗では、以下の項目をマニュアル化して、スタッフ全員がPOPを書けるようにしています。
1、POPの種類を説明
2、POPは第二の販売員
3、POPの文字を練習しよう
4、文字は3色
5、ぐっと引き付けるキャッチコピー
6、ピンポイントでズバリ
7、使ってみた具体例、スタッフの生の声が効果的
8、POPは短時間で素早く
9、プライスカードは、クリップボード使い、立って書けるように
10、イラストは簡単で効果的に
11、セールPOPは文字で工夫
12、売り切れた商品のPOPは整理整頓
13、汚れたPOPは書き直す
文字の練習は、なるべく四角く丸文字でかけるように、POP文字の見本を印刷して渡します。
なかなか自分のクセ字が抜けにくいものですが、やればできる!
僕も、四角い男の字だったのを、丸文字に矯正できました。
(おかげで今は、おっさんが丸文字を書くというギャップが(笑))
文字は、四角く、くっつけないように書くのがポイントです。
漢字は大きく、ひらがなはちょっと小さく。漢字が多すぎると読みにくくなるので、ひらがなとのバランスを考えて、わざとひらがな、わざと漢字で書くなど工夫します。
配色は3色が基本。
僕の場合は、
1,コピーを黒の細字で。
2,シリーズ名があったら、それは水色の太字。
3,商品名は紺の太字。
4,価格は黒の太字。
5,仕様などは赤の細字。で書いています。
コピーは2行がベストですね。
1行だと物足りない。説明が書き切れない。
3行だと多すぎて読む気が無くなります。
5,7,5,7,7のような、リズム感のある言葉の並びがいいですね。
その中で、使い方や素材、商品の特徴などを短くまとめます。
POPは、マシンガンではなく、ライフルが望ましいものです。
これは、何でもかんでもPOPを書いて、商品よりもPOPが目立つ!というような状態にしないで、お客様を狙い撃ちするような、一点集中のPOPの方が効果的で、売上につながるというものです。
つまり、同じテーマの商品を展開するのに、A5サイズくらいのPOPを作り、その周りの商品に付けるPOPは、小さめで、商品名と値段くらいの簡単なものにする。ということです。
ぐちゃぐちゃしたコーナーよりも、1品ピックアップしてあった方が、その商品に目が行って効果が出る。とういことですね。
もちろん、仕事ですので、経費対効果が求められます。
POPは、時間をかけるのではなく、短時間で手早く書く。
これができてこそのプロ。
下書きなんてしている時間はないのです。
マニュアルには、こんな内容の事がたくさん書いてあります。
みんなが実践して、POPのプロになってくれたら最高ですね。
POPは第二の販売員。
雑貨屋では、接客を求められるシーンが少ないので、POPの効果は絶大なのです。
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