世界一の雑貨屋をめざして。

今までの道のりを振り返ったり、色々とあった出来事を綴りながら、雑貨との出会い、店作りへのこだわりなどを、自分なりに思考整理しつつ、 「最高の雑貨屋さんとはどんなものか」を探しながら記事にしています。

175, また物件のお話が!

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つくばの駅から、なんとロケットが見えます!さすがJAXAがある街!
それだけじゃなく、研究施設が盛りだくさん。海外からの研究者ももりだくさん!

宇都宮のお店がオープンしたばかりの頃。

今度はつくばの商業施設からお話をいただきました。

つくばは、僕がラウンドしていたオーナーさんのお店があった街。
お声をかけていただいた頃には、もう既に撤退されていたので、
バッティングの心配は無いのですが。。。

撤退するだけの理由があります。

出店していた物件は駅から少し離れた場所。
そこに出店してから1年後に駅に新しい物件がオープンし、
競合店が出店しました。
その時点では、そこまで売上の落ち込みも無かったのですが、
隣駅に店舗数280くらいの巨大モールが出来てしまい、
それが周辺施設へ強烈な影響を及ぼす事になります。

人口10万人の街に、完全なオーアーストア状態。

そのオーナーさんは、更新のタイミングで退店して、
傷口を広げないようにされました。
正しい判断だったと思います。

今回お声をかけていただいた物件は駅ビルの方。

隣駅の競合施設が出来ても、まだ頑張っていました。
ファッション店舗も有名どころが多く入っていて、
まだまだ輝いていました。

当時は隣駅の商業施設も、そこまで強力な集客ではなかったし、
地域の一番施設は駅ビルだったので、
そこそこの集客を期待していました。

が!

案内された場所は、
なんと同業店の隣!

そこはファンシー雑貨のお店。
キッズの文具や、輸入菓子がメインのお店でしたが、
キャラクター雑貨を扱ってないわけではない。

プロが見れば、僕の店とは全然違うタイプの店とわかりますが、
一般のお客様からすれば、同じようなお店。
お互いに食い合いになるのは必死です。

おおっと!
そりゃあ、ちょっと
さすがに無理ですわ!


かつて昔は紫色の商業施設が、
同業種を隣、背中合わせに出店させて、
お互いを競い合わせるような方法を取っていました。
(今も、そうなのかな??)

大きな施設なら、多少のバッティングはあっても不思議じゃない。
でも、ここは80テナントくらいの小規模な施設。
その中で、しかも隣り合わせなんて。

僕が逆の立場なら、
横に同業種の店を持って来られた日には、
きっとブチ切れます。


せっかくのお誘いだったのですが、
さすがに隣は勘弁してください。。。と
お断りさせていただきました。

ちょっと残念。

そう思っていたら、

なんと別の区画で、意外な提案をいただくことに。

お!ちょっと興味あるかも!

そのお話はまた次回に!

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174, 熱血防災訓練

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提供 効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議 防災訓練って、英語だと「ShakeOut」って言うんですね~。

 

どこの施設でも必ずある防災訓練。

テナントの参加は必須で、訓練を行うのは開店前の朝早く。
昔は形式だけの訓練が多かったのですが、
震災以降、実際の地震や火事を想定した本格的な訓練が多くなってきました。

消火班、避難誘導班、防護班など、
具体的な役割をそれぞれのテナントに割り当てて、
その内容を訓練しています。

聞いた話で少し曖昧なのですが、
訓練の内容によって、施設に防災認定がされると、
お客様への安心アピールになるそうです。
(認定商業施設の入り口には、そんなシールが貼ってあります。)

このお印を頂戴するために、
訓練内容は、どんどんと本格的なものになってきて、
警備にとっては、一大イベントの様相を呈してきています。

何よりお客様の安全が第一なので、
訓練をして当然なんですけどね。
そうはわかっていても、やっぱり「めんどくせー」というのが本音。
それでも、本当に災害があった場合を考えると、
とっても大切な訓練です。

気合いが入った訓練!

P社では、
この施設だけかも知れませんが、
ものすごい気合いが入った訓練をしています。

何が凄いかって、
リハーサルの数!

リハの、リハのリハ!

3~4回も本番に向けたリハーサル訓練を行っています。
しかも、その1回1回がかなり気合が入っている訓練です。

みんなで
大声&ダッシュ!

警備の人も気合が入っていて、
とても盛り上がります。

引き継ぎメモ

リハーサルには全部に参加できないので、
みんなで手分けして参加していました。
その時、スタッフから渡されたメモが超楽しい。

開始から詳細に行動内容が書かれていたそのメモ。
最初は真面目な内容も、だんだんとイカれた内容になってきて

最後には、

「落ち着いてくださーい!」と
壊れたロボットのように言い続けるのです。

と書かれていました。
壊れたロボットって(笑)

あー、あのメモ、大切に保管しておいたけど、
どこ行っちゃったんだろう?

 

タラタラ訓練するなら、本気で参加した方が
限りある、生きている時間を大切に使える。
個人的には、みんなで一所懸命に取り組むスタイルの方が好き。
一人だけ頑張るのは恥ずかしいじゃないですか(笑)
ここの訓練は、みんなで一所懸命なので、
参加してい楽しい。
身になる訓練でした。

一所懸命って、楽しい!

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173, 軌道修正!

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よし!出番だ!まかせとけ!!

売上がなかなか伸びない!

床を変えて、雰囲気を雑貨屋らしくたけど売上はあまり変わらない。
う~ん。。。
小手先の技じゃダメだったのかな??

仕方ない!!
品揃えを変更し、虎の子のディズニー雑貨を導入する事にしよう!

   その頃、春日部の売上のうち4分の1はディズニーの売上。
   キャラクターとしてのブランド力があって、
   発売されている商品も幅広く
   かなり大きなスペースを作る事ができる商品だからです。

なぜその商品を最初から入れていなかったのか。

もともと自分は「雑貨屋」であって、
「ファンシー屋」「キャラクター屋」ではない!
という気持ちがあったから。

世の中に埋もれている楽しい雑貨を伝えたい!
こんな楽しい雑貨もあるんですよ!と教えたい!

そういう気持ちがあったりました。

 

↑ この記事でもお話しましたが、

前の会社が卸業も始めると、
ディズニー専門の問屋として動き始め、
ラウンドするお店では、キャラクター色がどんどん濃くなってきた。
その当時、特に力を入れていた山陰地方のお店以外、
「雑貨」を扱うお店が無くなり、
自分の思っている方向と違ってきている。
そういう気持ちがあったので、
「雑貨屋」として再起動したかったのです。

そんな気持ちはあったけど、結果で見れば惨敗。

売上が作れないという事は、
ここに来るお客様に支持されていないという事。

気持ちが先走っていて、
環境をきちんと見ていなかったのですね。
そうとわかれば、今ある駒を活用して、
地域のお客様から支持されるお店に作り変える!

P社からお声がかかったのは、
春日部のお店があったからで、
あのタイプの店が求められている。
なら、軌道修正をしよう!
そう判断して、
これからクリスマス商戦!というタイミングで
ディズニーを展開する事にしました。

やるときは早いですよー!

さっさと発注して、
翌週にはディズニーコーナーが出来上がっていました。

 

商売って、簡単じゃない。
だから楽しい!
頑張ろう!


・・・あ、

この間は、春日部店が放置プレイ??

あそこには、僕のDNAを引き継いだ優秀なスタッフがいる。
・・・ハズ!(笑)

がんばれー!(笑)

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